声価隊メンバー|たっちゃん
この語り手のテーマ
メンタル面の揺らぎを抱えながら、休職と復職を経て、なお働き続けている現実を静かに語ってくれました。
この声から考えたいこと
たっちゃんの経験は、単に「つらかった」「頑張った」という話ではありません。
障害や病気を開示して働いていても、それだけで環境が整うわけではないこと。
相談できるはずの場にいても、相談の仕方そのものが育っていなければ、限界まで抱え込んでしまうこと。
そして、周囲から見れば順調に働けているように見える状態のなかでも、本人の内側では少しずつ摩耗が積み重なっていくこと。
そうした経過が、たっちゃんの記録には丁寧に語られています。
この記録では、本人の弱さや努力不足として片づけられがちな出来事を、
「相談できなさはどこから来たのか」
「支援や配慮は、なぜ十分に機能しなかったのか」
「休職と復職のあいだで、何を守り、何を手放したのか」
という視点から見つめ直していきます。
紹介ページではあえて余白を残し、具体的な順序と中身は深掘りインタビュー本文に置きます。
冊子で読めること
・就労移行支援を経て特例子会社に入社するまでの経緯
・「同じ当事者が働いている」という希望が、のちにどのような圧力にもなっていったのか
・管理職として、部下・上司・クライアントのあいだで板挟みになりながら摩耗していった過程
・休職に至るまでに何が積み重なっていたのか、そして復職の条件がどのように整えられたのか
・欠勤やうしろめたさが今も残るなかで、服薬、通院、認知行動療法アプリなどを使いながらどう働き続けているのか

画面で流れていく言葉ではなく、手元に残る「声の記録」として届けます。
この声を、紙の冊子にする理由
声価隊では、本人の語りをあえて紙の冊子として届けています。
画面で流れていく文章ではなく、手に取り、読み返せる形にすることで、その人の経験を「残る価値」として扱いたいからです。
冊子の売上のうち、おおよそ7割は本人への謝金として届きます。
読むことは、本人の声を社会の中で価値あるものとして受け取ることにつながります。