声価隊メンバー|ぼんちゃん
この語り手のテーマ
仕事や社会との関わりの中で、「続けられた場所」と「続けられなかった場所」の違いを語ってくれた人。
「努力すれば普通に働ける」とは言い切れない現実と、環境によって人が削られていく“見えにくい摩耗”を、静かに語っています。
この声から考えたいこと
ぼんちゃんの経験は、単に「仕事が続かなかった」「朝が苦手だった」という話ではありません。
郵便局の仕分け業務は13年続いた一方で、
別の職場では、理由が分からないまま摩耗し、職を転々とせざるを得ない時期もありました。
その違いは、本人の努力量だけでは説明できません。
業務の形、職場の人間関係、求められる判断の速さ、
そして「普通にできるはず」という前提が、本人の特性とどこで噛み合い、どこで衝突したのか。
この記録では、本人の性格や努力不足として片づけられがちな出来事を、どのような環境で摩耗が生まれたのか、そして、自己開示や衝動性がどのように働くことの継続とぶつかったのかという視点から見つめ直しています。
深掘り記事で読めること
- 郵便局の仕事が13年続いた理由
- 続いた職場と、続かなかった職場の違い
- クローズ就労の中で起きていた擬態と摩耗
- 旅行業界で起きた事務ミスと「前提」のズレ
- 自己開示をきっかけに役割が変わっていった経験
- 「配慮」や「安全」が排除につながる構造
- 旅行への強い衝動性と、仕事の継続との衝突
- コールセンター業務で起きたマルチタスクの負荷
- 「朝から始まる社会」と身体リズムのズレ
- 現在、ぼんちゃんが守っている活動量と境界線

画面で流れていく言葉ではなく、判断の跡として残る「声の記録」として届けます。
この声を、有料記事にする理由
声価隊では、本人の語りをあえて紙の冊子として届けています。
画面で流れていく文章ではなく、手に取り、読み返せる形にすることで、その人の経験を「残る価値」として扱いたいからです。
冊子の売上のうち、おおよそ7割は本人への謝金として届きます。
読むことは、本人の声を社会の中で価値あるものとして受け取ることにつながります。