声価隊メンバー| ぴゃんちゃん
この語り手のテーマ
発達特性への自覚を持ちながら、診断を受けない「グレーゾーン」のまま働き続けてきた人。
「一回言われただけでは、ほぼ理解できていないことが多い」——その感覚を、仕事や日常の具体的な場面から語ってくれました。
この声から考えたいこと
ぴゃんちゃんの経験は、単に「仕事でミスが多い」という話ではありません。
電話対応、ミーティング、複数人での会話、職場での突発的な判断。
その場では何とか対応しているように見えても、あとから振り返ると、本人の中では情報が抜け落ちていたり、リスクが見えていなかったりすることがあります。この記録では、本人の不注意や努力不足として片づけられがちな出来事を、どんな場面で判断がずれ、どのように摩耗が積み重なっていったのかという視点から見つめ直しています。
冊子で読めること
- 発達特性を自覚しながら、診断を受けずに働いてきた背景
- 電話対応やミーティングで起きる混乱
- 「危ない」と気づけないまま判断してしまう場面
- 職場の中で助けを求めにくい空気
- 自炊やピアノなど、日常を保つための工夫
- 本人が今、仕事と生活をどう切り分けているのか

画面で流れていく言葉ではなく、手元に残る「声の記録」として届けます。
この声を、紙の冊子にする理由
声価隊では、本人の語りをあえて紙の冊子として届けています。
画面で流れていく文章ではなく、手に取り、読み返せる形にすることで、その人の経験を「残る価値」として扱いたいからです。冊子の売上のうち、おおよそ7割は本人への謝金として届きます。
読むことは、本人の声を社会の中で価値あるものとして受け取ることにつながります。